2005/08/15

精霊流し

精霊船

長崎ではお盆に「精霊 (しょうろう) 流し」という行事があります. …という話をすると「灯籠流し」と間違えられるのですが,かなり趣は違います. 初盆の家が, 爆竹を鳴らしながら, 精霊船 (本当は「もやい船」と呼ぶらしいですが) を引いて街中を練り歩くという行事です. 毎年, 見物客も多く来るので, どっちかといえば「お祭り」に近いかも知れません.

祖父が昨年他界したため, うちでも精霊船を出す事になりました.ベースは買ってくるのですが, 飾り付けはトンカチやら釘やらを使って自分らでやる必要があります.試行錯誤でしたが, 親戚みんなで作って, なかなかいい船ができたんではないかな? .しかし, 久々…というか前やったのはいつだろう? と思う大工仕事でした^^;;

※「もやい船」は町内等でだす共同船の事で, 個人で出す船は精霊船で良いらしいです.

折り紙

うちの精霊船の特徴, 孫 & ひ孫さん達による折り紙飾り. ここらへんだけ七夕のようです.

花火

精霊船に欠かせない花火. これを鳴らしながら町を練り歩くのです. 流す人は耳栓をしていますが, そうすると人の話が聞こえません. でも, 耳栓をはずしても爆竹の音で人の話は聞こえません^^;;

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